訪問着『こもれび』
夢のような着物を創りたい、と常々考えています。
工房近くの左京区八瀬の河原で、光のもと、木々から空を覗いた風景から創った着物です。
訪問着『こもれび』
夢のような着物を創りたい、と常々考えています。
工房近くの左京区八瀬の河原で、光のもと、木々から空を覗いた風景から創った着物です。
訪問着『こもれび』
先日ブログでご紹介しました、糸入れ中のうさぎさんの着物が出来上がりました。
おめめはピンクとブルーと紫。
ふんわりと浮かび上がるうさぎさんが愛らしい一着です。
こちらの着物、小紋ですが柄位置を考えてつけていますので、一般的な小紋と比べると少しフォーマルな印象です。
付下げを着ていくほどではないけれど、小紋や織物よりもちょっぴりおめかししていきたい、
という時にピッタリです。
お食事や観劇など気軽なお出かけに。
うちでは、最近この柄づけの着物を作っており、人気の高いシリーズです。
飛び柄の付下げ小紋『福良うさぎ』
少し変わり種を。
うちにしては珍しい地色です。
左袖前と右袖後ろにこっそり隠れトランプを。
柄位置を考えた飛び柄の付下げ小紋になります。
(上前、お袖、お胸に柄に柄を散らしています。)
こちらもお召しになって、ハロウィンを品よく愉しんでいただきたいです。
飛び柄の付下げ小紋『トランプ』
波兎文様のなごや帯をご紹介します。
うさぎさんは来年の干支でもありますので、様々なシーンでお締いただけると存じます。
兎は多産であることから繁栄の象徴であり、その威勢よく波を飛び回る姿は飛躍を象徴する縁起物の図柄として、現在でも人気の高いモチーフです。
波兎のモチーフは安土桃山時代の辻が花の裂地にも残っています。
こちらは徳川家康公が所用した胴服の裂地です。
波が少しデフォルメされておりコミカルにあらわされていて、先人たちの遊び心が伺えます。
なごや帯『波兎』
ヤツデは人間の手の平のような形から、「人をたくさん招く」「千客万来」などの縁起をかつぎ、玄関先や店先などに飾られるようになったそうです。
訪問着『蒼風』
様々なお花を文様化しました。
柔らかく、落ち着いた可愛さもある付下げです。
付下げ『花寄せ』
絞りの柔らかさ、優しさ、力強さを感じる帯。
優しさと力強さは相反することのようですが、それが同居するのが絞りの良さです。
絞りのパワーを感じます。
絞りは近くで見ていただいても楽しめますが
遠目から見ていただけますと、また格別な存在感を出してくれます。
なごや帯『銀河』
古典的な辻が花文様のなごや帯。
風に揺られている様をあらわしました。
おおらかな絞りと、繊細な墨描き。
テイストの違うものを合わせることで、緊張感が出てお互いの良さを引き立ててくれます。
お腹の柄は、関東巻きが緑色の葉っぱ、関西巻きが朱色の葉っぱになります。
季節によって巻き方を変えて楽しんでいただけます。
なごや帯『瑞風』
よくご覧いただきますと、柄の中に○、△、□が散りばめられています。
風のようにも、星屑のようにも、川の流れのようにも。
季節感のないお柄ですので、お見立てで楽しんでいただけます。
ほんのり効いたピンクがお顔を明るくしてくれます。
付下げ『霞』
なにか、辻が花のものを一着。
という方にお勧めしています付下げです。
古典的な辻が花文様を散らしています。
袋帯を締めれば、お茶席や改まったお席に。
名古屋帯を締めれば、観劇、ランチやディナーなど気軽なお出かけ着として。
着用の用途が広いので、手に取りやすい着物になると思います。
うちでは、色や柄の取り方を変えてこのパターンで定番としてお作りしています。
付下げ『松皮菱辻が花』