【帯揚げ 試作品】
今朝は霜が降りた京都・上高野。
空気がひんやり、また一段と季節が進みましたね。
こちら、雪花絞りの試作品です。
本来であれば全て雪花絞りの柄になるのですが、お太鼓の枕のあたりから見えるのは雪花の柄、前部分が単色、という二度美味しい帯揚げです。
今朝は霜が降りた京都・上高野。
空気がひんやり、また一段と季節が進みましたね。
こちら、雪花絞りの試作品です。
本来であれば全て雪花絞りの柄になるのですが、お太鼓の枕のあたりから見えるのは雪花の柄、前部分が単色、という二度美味しい帯揚げです。
ご注文いただいたお品の下絵を描いています。
この後、白生地に下絵を写していきます。
絞りと染め上がり。
前回投稿の柄のこちらの帯は傘絞り、帽子絞り、縫い締め絞り、爆弾絞り等の基本的な技法で染めています。
同じ柄でも、生地によって色の入り方・出来上がりは全く変わってきます。絞りの力加減は変わらない為(緩く絞るということはありません)出来上がりを考えた上で、下絵の調整や染の加減をしなければなりません。
この生地に対しては柄が細かすぎた為、かなりしっかり長時間浸けて染めました。→染める段階で気付きました。。
絞っている為、出来上がりが見えないのが絞り染の難しいところ。
来年向けの帯。
雪花絞りの帯揚げの制作。
生地を折って、三角おにぎりを作っていきます。
どれだけキレイなおにぎりに出来るか!
が仕上がりに左右します。
染料たち。
見本裂を染め、微妙な色の調整を行います。
色を作る作業は、色をみて足りないものを足していくので、お料理の味付けと似ている感覚。
オーダーいただいた、男物の夏着物と紗の羽織です。
『クールでかっこよく』というオーダーをいただきました。
↑こちらが着物
↑こちらが羽織
お召しなる方のお好きなものを柄に取り入れたり、着姿をイメージして作っております。
完成しましたら、全体像をご紹介いたします。
絵絞庵では、オーダーでご注文を承ることも可能です。
ご要望ございましたらぜひ相談ください。
玄関のバレリーナをイメージした着物を作っています。
下絵の後、糸入れをしている様子です。
花開く姿はとてもエネルギッシュで、美しい。
そのひとときの美しさに願いを込めて。
Processe of Tsujigahana
『帽子絞り』
辻が花染めの工程を順にご紹介しております。
柄に沿って糸で縫い、その糸を引き締め、染めたくない部分に染料が染み込まないように芯を入れてビニールで帽子のように覆って糸で巻き上げます。ふ
Processe of Tsujigahana
辻が花染めの制作工程を順にご紹介しております。
『縫い締め絞り』
柄に沿って糸で縫い、その糸を引き締めて染めます。
染めるとその部分に染料が入らず線状に白く残ります。