着物・帯・小物など
2024.1.6 / お知らせ
新年を迎えて6日が経ちました。
元旦から心落ち着かない日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
目を背けたくなるような連日のニュースで気持ちを落とされている方も沢山いらっしゃるかと思います。
被災された方、大切な家族を失われた方、今も避難所で不安な中生活されている方のことを思うと胸が張り裂けそうです。
被災された方々が早く元の生活に戻れることを祈るばかりです。
心よりお見舞い申し上げます。
慌ただしい年始となりましたが、本年も絵絞庵のものづくりを沢山ご覧いただけますよう励みたいと思います。
龍のように駆け上がり、飛躍する一年にしたいものです。
本年も絵絞庵をどうぞよろしくお願いいたします。
染帯『龍』
2023.11.10 / 着物・帯・小物など
季節外れの暖かい日が続いていますが、少しずつ木々の葉が色づいてまいりましたね。
こちらの訪問着、風に揺れる葛の葉をイメージし、葉っぱに濃淡をつけて柄に奥行きを出しました。
秋風ということですので、地色は金茶とグレーでシックな雰囲気に。
実りの秋、食欲の秋、読書の秋、、
今年の秋はどのような季節になるでしょうか。
皆さま、楽しい秋となりますように。
2023.11.1 / 着物・帯・小物など
霜月。
ここ数日、秋晴れの気持ちのよいお天気が続いていますね。
前回、前々回、制作途中の様子を投稿した帯が出来上がりました。
絞りらしく、力強い雰囲気です。
お腹の柄はこちら。
来る年に向けての制作をしていると年末が近づいてきたんだなと。
少しずつ年末に向けて動き出さないとなぁと思う今日この頃です。
2023.8.29 / 着物・帯・小物など
袷のシーズンへ向けて制作。
菊をモチーフにした付下げ、墨描き中です。
儚さをイメージして。
2023.8.25 / 着物・帯・小物など
先日、お茶席にとお求めいただきました付下げをご紹介いたします。
お花を横から見たデザインと松を意匠化しました。
お花はピンクが桜、黄色が菊になっております。
松はお目出度い柄ですので、格式のあるお席にもとても映えます。
墨描きは施さず絞りのみで表現することで、絞りの優しさや柔らかさが出てまいります。
付下げ『小花と松』
2023.8.3 / 着物・帯・小物など
男物の夏着物と羽織をお誂えでご注文いただきました。
お客様よりお写真をいただきましたのでご紹介いたします。
かっこよく、クールなイメージで、とのオーダーでした。
まず、お客様より着物は濃いお色、羽織は薄いお色、とのご要望をお聞きし、お色を決めました。
着物や羽織の柄はある程度お任せしてくださったので、着物は直線の絞りでシャープさを出し、
羽織の柄はお客様の好きなモチーフをさりげなく取り入れてデザインいたしました。
色数、柄は少なめにし、クールで都会的なイメージとなるように。
絵絞庵では、ご要望をお聞きしてお誂えで着物や羽織、帯をお作りさせていただくことも可能です。
気になる方はぜひご相談くださいませ。
2023.7.10 / 着物・帯・小物など
自然布+絞り
男物の着物。
ぜんまい紬にムラ染め絞りという技法で染めました着物です。
上前、袵の足元にぜんまいの柄をさりげなくデザイン。
お好みで、ぜんまいの柄はお袖にくるようお仕立てすることも可能です。
ぜんまい紬とは、
山菜で知られるぜんまいの新芽から取った綿を織り込んだ織物です。
節の部分にぜんまいが織り込まれてきます。
なんと言っても保湿性や防水性が高く生地も丈夫です。
そしてぜんまいは縁起物として、おせち料理に使われている食材となります。
他にはないものをお探しの方へ。
オシャレにかっこよくお召しいただけます。
2023.6.12 / 着物・帯・小物など
梅雨空の続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
お外に出ると独特の湿気を帯びた空気感を感じますが、道端のあじさいの清々しい姿に元気をもらっています。
あじさいと一言に言っても多種多様。
この時期、色々なあじさいにお出会いしては様々なお色や形、グラデーションに見とれてしまいます。
こちらは額紫陽花をモチーフにしており、
葉っぱに丸い雨滴を墨描きで表現しています。
絽縮緬の生地に染めておりまして、この季節にぜひ締めていただきたい帯です。
2023.4.19 / お知らせ
17日まで開催しておりました日本伝統工芸近畿展での入選作品をご紹介いたします。
絞り染訪問着『ONE』福村健
『ONE』というタイトルには、一つの、唯一の、等の意味を込めています。
ご覧いただく方によって様々な解釈をしていただけたらと思います。
今回の展覧会で沢山の方に足を運んでいただきご高覧いただけましたこと、心より感謝申し上げます。
いただいたご意見、ご感想を今後の制作の励みにさせていただきます。
2023.3.7 / 着物・帯・小物など
控えめながらも「寿ぐ」という思いを、品格を保ちながら表現できる着物。
松は常緑であることから、古来より健康や長寿を願う吉祥文様として親しまれてきました。
御目出度いお席にぜひお召しいただきたい一着です。
付下げ『松風』